趣味の書道・京都・写真をつれづれなるままに
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2016年03月15日 (火) | 編集 |
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天婦羅うどんを堪能した私は、造形芸大へ向かった。
近くのバス停まで歩き、11時30分ごろの市バスに乗って5分ほどの距離。
12時スタートの説明会に余裕で間に合う計算だ。

鼻歌まじりでバス停のある白川通にさしかかると、雰囲気がものものしい。
警官がやたらと立って交通整理している。
ものすごい渋滞が発生している。

事態が飲み込めず、呆然としていたら、
プラカードを持った人を見つけた。
「全国車いす駅伝大会」と書いてある。

「シェーッ!ピーンチ!」

この交通規制はいつ解除になるのか?迂回路はあるのか?
おろおろ、交差点を行ったり来たりする。

もうじき到着しそうな市バスだが、
渋滞の先に姿は見えない。
そのうちに選手達が、
競技用車いすをすっ飛ばして目の前を通過していった。

「解除も近いかもしれん!タクシーを拾おう!」と思う。
「そう言えばここに来る前、銀閣寺専用駐車場で数台のタクシーを見かけた。あれだ!」
戻りかけた時、先頭から2台目に停車しているタクシーを見つけた。

早速乗り込んで運転手さんに目的地を告げると、
「大丈夫ですよ。すぐに解除になります」という。
言われた通り、数分で解除になり、大学にも定刻ぎりぎりで到着した。

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滑り込んだ教室は5、60人で埋まっていた。
老若男女である。

説明によると、同大学は通学部約3000人。
それに対して通信部は2倍の約6000人いるそうだ。
こういう大学は国内ではレアケースだ。
だが、欧米では学生の約20パーセントが社会人で、
わが国の2パーセントという数字が異常なのだという。

なるほど。社会人の皆さん、もっと大学に行こう。

「歴史遺産コース」の模擬講義も受けてきた。
私が受講を考えている科目だ。

このコースは、京都の町を教材にしたフィールドワークが他コースより圧倒的に多い。
写経や拓本の学習、古文書の読み取りと修復など、書道と重なる部分もある。
なので同コースを選択するつもりだ。

3時過ぎ、京都駅に向かうため市バス5号系統に乗る。
「充実した一日だった…」
そう思っていたら、運転手の車内アナウンスがミョーに気になりだした。

まず女性の録音声で「次は、烏丸七条(からすまななじょう)です」と流れる。
で、バス停に止まると運転手がマイクで「烏丸七条です」と伝えてくれる。

その運転手はマイクでこう言った。


「はあらは、はあ、はあナス」(意味不明)

嘘では無い!本当にこう言ったのだ。
(「ナス」はたぶん「です」の意であろう。)
もう、こうなると次のアナウンスが気になってショーがない。
ワクワクして待つ。

烏丸六条(からすまろくじょう)に着いた。


「はあらは、はあ、はあナス」

一緒やん!一緒!一緒!どこが違うねん!
マスクをしているらしいが、
にしても何と言っているか全く分からない。

降りる乗客一人一人に「ありがとうございます」と言っているようだ。(これも推定)
それも、


「はあらは、はあ、はあナス」

若干、さっきと抑揚が違うけど…。
やっぱりほとんど同じだ。

京都市バス5号系統、
ロン毛ででかいマスクの若い運転手さん、要チェックである。

彼のお陰で楽しい旅になった。
次回、京都へ行ったら彼を捜そうと思う。


下の写真は「おめん」のちかくにあるカフェ「ゴスペル」。
昨年末、毎日放送で角淳一と渡辺謙の対談が行われた場所。
英国アンティーク家具が置かれている。

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2016年03月14日 (月) | 編集 |
昨日(3月13日)私は、京都造形芸術大学通信部の、入学説明会に行ってきた。
この春から憧れの「美大生になろうかなぁ」と考えているエエ歳したおっさんの私だ。

ここの大学は、積極的に社会人に門戸を開いている。
通信部は願書だけで入学可能。
数年前から入学を考えていたものの、踏ん切りがつかなかった。
しか〜し、私は遂に決断したのだ。

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13日、説明会(12:00スタート)前に私は南禅寺を訪れた。
境内を散策して時間をつぶし、
近くの野村美術館で「書を愛でる 茶の湯の掛物」を見るためだ。

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行楽シーズンにはまだ早いので人影はまばら。
ぶらぶらして水路閣などを見て回った。

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野村美術館へは一番乗り。私しかいない。
藤原定家や小野道風、石川丈山、本阿弥光悦らの書をじっくり見た。
書は20点と少なめだが、常設展もあり、700円は手頃な入館料だと思う。

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さて、これをお読みの皆さん、
「ギャラリースコープ」なるものをご存知だろうか。
作品を拡大して細部まで見ることのできる単眼鏡である。
美術館、博物館に行かれる方は是非購入をおすすめする。
焦点距離数十センチまで近づいて見る事が出来る。

私も持っているのだが、間違えて「野外観察用」の単眼鏡を買ってしまった。
野鳥などを観察するタイプだから、焦点距離の長げぇこと、長げぇこと。
数十センチより遥かに遠い2メートル以上離れないと画像にピントが合わない。

早い話、望遠鏡で見ているようなもんだ。
なので、会場では作品との間に人が行き来して何にも見えんのである。

しか〜し、今回は私一人。視界をさえぎる人もいない。
存分に威力を発揮した。
もちろん、2メートル以上離れて見てたけど。

野村美術館を出て、哲学の道を20分ほど歩き、
名代おめん銀閣寺店へ向かう。
11時の開店と同時に入店して、天婦羅つきのうどんをいただいた。

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京都では有名な「おめん」。初めて食したが、なるほどうまい。
麺にコシがあるし、天婦羅もアツアツだった。

腹ごしらえも済んだし、造形芸大へ向かう。
近くのバス停から5分ほどだ。
「12時の受付には余裕で間に合うな」と、
この時は思っていた。(つづく)
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2016年03月10日 (木) | 編集 |
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私は、これはマジで行こうと思っている。

大徳寺聚光院で狩野永徳の障壁画(国宝)の公開が始まった。
来年3月まで、1年間公開される。
今年の春の京都旅行におすすめしたい。

公開される障壁画は修復に出されていたもので、
京都国立博物館から大徳寺聚光院に里帰りした。
また、今年が創建450年を迎える事も記念して特別公開となった。

公開されるのは以下のもの。

○本堂(重文)
○狩野永徳筆『花鳥図』『琴棋書画図』(共に国宝)
○狩野松栄筆『蓮池藻魚図』『瀟湘八景図』『竹虎遊猿図』(共に国宝)
○方丈(本堂)庭園「百積の庭」(名勝)
○茶室「閑隠席」「枡床席」(共に重文)
○千住博画伯筆 障壁画『滝』

ただし、いろいろ注意が必要だ。
まず、拝観休止日がある。HPで確認の上、出掛けてほしい。
さらに、予約優先となっている。
HPで予約状況(予約カレンダー)を調べて申し込みすること。

拝観料もちと高くて2,000円。
まあ、障壁画だけではないので、仕方ないかもしれん。

お昼は、大徳寺のすぐ近く、紫野和久傳 大徳寺店がおすすめだ。
京料理の名店だが、2階でリーズナブルな蕎麦がいただける。

<紫野和久傳 大徳寺店>
〒603-8214
京都市北区紫野雲林院町28
TEL.075-495-6161 FAX.075-495-6163
営業時間
11時30分~20時(L.O.)
定休日
木曜定休

私は、4月の桜のシーズンに行こうかと考えている。

最後に 言っておくが「狩野永徳」だから。




「狩野英孝」ではないから。
(ここで笑わなもう笑うとこないよ。 by 酒井くにお・とおる)

これはちょっと前、話題になったゲス芸人だから間違えないように。
(間違えるワケないか…。)

<大徳寺の詳しい情報と拝観の予約はこちら>
大徳寺聚光院
http://kyotoshunju.com/?temple=daitokuji-jukoin


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2016年02月15日 (月) | 編集 |
2月13日、私は、金沢の21世紀美術館に出掛けた。
心酔している書家、井上有一の生誕100年記念展を見るためだ。
(下の写真は地元の駅の恐竜博士。駅ホームのベンチに座っている。ジャマだ。)

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私の中で、井上有一はサイコーの書家だ。(カタカナ軽いな…。)
あと何十年しても、有一を超える書家はまず出て来ないと思っている、私以外に…。(シーーーン)

冷たい反応ありがとう。
これが村上ショージもびっくり、世界初「ブログ版スベリ芸」というヤツだ。
えー、客席も暖まったところで、13日のレポートを。

実は道中、私一人ではなく、4人の女性書家と一緒だった。
あっ、前もって断っておくが、



全員主婦である。


しかも、こッてこての関西の…。これは余分な情報か。)


皆さん、FBで知り合った実力者揃い。
Jさん、Hさん、Iさん、Tさん(イニシャル表記面倒くさっ!)の4人だ。
(さっきから全然、進んどらん。)

さて、展示だが、井上有一の初期からの作品約200点が並んでいる。
近年では最大規模の有一展になろう。

一文字書や多文字作品、臨書作品などが、
テーマごとに7つの展示室に分けて鑑賞できる。
入場料1000円で、3月21日までの会期。
入場者であふれていた。人気展である。

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私が思う今回の目玉を挙げよう。
まず、第4回サンパウロ・ビエンナーレに出品して、国際的に高い評価を得た「愚徹C」。
同じ文字を何度も書いた有一の代表作の一つ「貧」。
ピカソの「ゲルニカ」にも並ぶと言われる反戦作「噫横川国民学校」。

この三点は必見だ。

(下の写真 愚徹C)

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(下の写真 貧 まるで歩く人のよう)

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有一と親交があった美術批評家で画商、海上雅臣さんの対談も聴けた。
海上さんは私のバイブル『井上有一』(ミネルヴァ書房)の著者でもある。

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海上さんの話や図録から、「有一はあらゆる事を試みた」ことがわかる。
特殊な墨を開発し、作品をトリミングし、書き順も変えている。
(こんなにやり尽くされてたら、あと、何を試したらいいの?)

ご一緒した4人の関西のおばちゃ…、あ、いや、お姉様方は、熱心だった。
4人とも太陽別冊『井上有一 書の破壊と創造』を読み込んで勉強して来ていた。
それだけでも素晴らしい。
写真も撮りまくり。
心引かれる作品の前でじっくり鑑賞する姿が印象的だった。
(あの4人、意識高い。私の地元にはいないタイプの人たちだ。)

美術館から金沢駅に移動し、駅ビルのおでんやで打ち上げ!
鰤の刺身や白海老の唐揚げ、黒づくりなど金沢の味覚を堪能した。

午後5時半まで書道の話で盛り上がる。
電車は5時56分だったので大急ぎでホームに。

車内でも有一や書の話が尽きなかった。
私としては、書道にどっぷり浸った一日だった。

そして別れ際、4人のお姉様方から、
ブログに書くならオチを着けるようにムチャぶりされた。

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吉本で感覚を磨いているから、関西人は笑いへの要求が高い。

ということで、オチは無い。
ごきげんよう。

もう、ムチャ言うなってぇの…。(涙)
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2016年01月23日 (土) | 編集 |
昨日、1月22日、今年初の京都へ行ってきた私だ。
二つの書道展と書道用品店を巡ってきた。
まずは京都市美術館で24日まで開催中の「京都 書・画・印展」だ。

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初めて見る大きさの超大作が多かった。
それよりも、作品に添えられた作者の制作意図に惹かれた。
読むと人柄に触れられて優しい気持ちになる。これはいい企画である。

私も3年前に、グループ展でやった事がある。
自分の作品と一緒にコンセプトを展示した。
その時は仲間内の一人から「こんなの公開するのは…」とか、
「そんなに自分が好きなの」とか言われた。
そいつに言ってやりたい。

わしの先見の明を思い知れい!(ゼー、ハー、ゼー、ハー)

そんなクソ腹立つ記憶を思い出しながら見て回った。

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FBで知り合った書友の皆さんの作品も拝見した。
潤渇や疎密の変化が巧みでいらっしゃる。
ここら辺は私の大きな課題で、勉強せねばと痛感した。

続いて寺町周辺の書道用品店へ。
賛交社で3本の筆を買う。
超巨大竹筆、平べったい筆、巻筆(写真右から)の3本。
つい変わった筆を買ってしまう私だ。

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足を伸ばして鳩居堂へ。
ここでは撮影用の小道具、張り子の人形を購入した。

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続いて訪れたのが京都大丸店で開催中の「現代京都書作家展」。
こちらはバリバリの正統派である。
いや、正統派というより何と言ったらいいのか…。
古典的な趣が強い…。
う~ん…。
皆さんプロフェッショナルで、めちゃくちゃ上手い。
上手いんだけど、ぶっ飛んだ作品は少ないかなという印象だ。



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蛇足だが、京都高島屋でこんなポスターを見つけた。
今年の高島屋はガラスの仮面とコラボでバレンタインのチョコを売り出すらしい。
店舗前の柱には書き下ろし漫画が…。

おそらく「タカシマヤ」と主人公「北島マヤ」の「シマ」とか「マヤ」を掛けたんだろうなぁ…。
漫画の続きが読みたい方は「高島屋アプリ」で検索を。

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