趣味の書道・京都・写真をつれづれなるままに
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2013年06月19日 (水) | 編集 |
帰宅すると、机の上に透明なガラス板、雑巾、マジックインキ、
水の入った洗面器、てるてる坊主が置かれていた。

その前に私を座らせると、じいさんは学校で使っている書き方の教則本を見せろと言った。
教則本をパラパラと見て「うん、これでよかろう」と言うや、
ひらがなの「あいうえお五十音」が書かれた見開きページを
ガラス板の下にいれ、上からマジックでなぞり書きするよう命じた。

五十音をなぞり終わったら、てるてる坊主に水をつけ、マジックインキを消す。
雑巾で拭いてまた繰り返す仕組みになっていた。

最近、印刷された文字をなぞって、字がうまくなる本が売られているが、
それと原理は全く同じだ。

言われた通りなぞっていくと、時折じいさんが「違う。もっと丸みを持たせろ」とか
「点の位置が悪い」とか細かくチェックする。
時々「貸してみろ」とマジックで書いて見せたが、確かに達筆だった。

なんとか「あ」から「ん」まで書き終えた私。「じゃあ、今日はこれで終わり」と遊びに
行こうとしたら「ばかもん!」と怒鳴られた。
「10回書け」と言う。しかも毎日。「それが終わるまで遊びに行かせん」とまで言われた。

猛烈に抗議したが、頑固じじいが聞き入れる訳がない。
じいさんが監視する中、しぶしぶ10回書いたものの、
終わったときには日はとっくに沈んでいた。

「こんなことで、本当に字がうまくなるのか?」そう思った。
「毎日これじゃ、遊びにいけない」とも思った。
上達して、スピードアップするしかなかった。

指導はくる日もくる日も続いた。その間、じいさんは私から離れない。
細かいダメ出しを繰り返してくる。なかなか遊びに行けない。

とうとう私は、ある計画を実行することにした。


つづく
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