趣味の書道・京都・写真をつれづれなるままに
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2014年10月13日 (月) | 編集 |
かれこれ5年ほど前、京都の廬山寺(ろざんじ)で、
えらく真面目そうな20代らしきカップルがタクシーから降りてきた。

手にはノートとデジカメ。
タクシーの運転手さんの解説を聞きながらメモをとり、
あたりをパシャパシャやっている。

昼行灯(ひるあんどん)と言われる私だが、この時はピンときた。

「修学旅行の下見に来た先生だな…」

二人は一通り見学を終えると、再びタクシーで次の目的地へ向かった。
ご苦労様である。

今、京都は秋の修学旅行生でいっぱいのはずだ。
最近はグループでタクシーに乗り合わせ移動するらしい。
(私の時代には考えられなかった。)
まとまった利用が期待できるのでタクシー会社もありがたいようだ。


振り返って私の高校時代、修学旅行は九州だった。(楽しかったなぁ。)
長崎や鹿児島を見て回った。田舎の高校生ゆえの珍道中もあった。

行きの新幹線に乗った時、事件は起きた。
グループで向き合おうと座席を回転させたら、1人分足らない。
「困ったな」と思っていたら、たまたま別のクラスのカマタ君がその場にいた。

彼は、私たちとは違う国公立理数系でなかなか優秀なのだが、
粗忽者(そこつもの)としても学年で知られていた。
その彼が、私たちの悩む光景を見てニヤリと笑って言った。

「フッ、お前たち、何にも知らないんだな」
バカにされて、ムッとする私たちに、カマタ君は続けた。








「補助席を出せ」





『ほ、補助席?』ポカンとする私たちに構わず、
彼は「肘掛け」に飛びつくと思い切り通路側に引き倒そうとした。
だが、「う~ん」と渾身の力を込めて引っ張っても倒れない。(当たり前だ。)
諦めた彼は息を荒げてこう言った。












「ハアッ、ハアッ…。
あれ、おっかしいな…」















「おっかしいのはおのれじゃ!」




電車に補助席があったらエラい事だ。通路を移動できん。
乗り降りに支障をきたす。
カマタ君は、新幹線には普通の電車とは違って、
補助席があると思い込んでいたらしい。

田舎者の高校生とはこんなもんだ。
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コメント
この記事へのコメント
こんばんわ。
カマタくん、今は何してるかしら。

懐かしい話をありがとうございます。
私はなんと、中学で京都、高校でも京都でしたよ!今度は大人の修学旅行に行きたいなぁ~♪ヽ(´▽`)/引率して下さい(笑)
2014/10/13(Mon) 21:22 | URL  | ココうさ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
ココうささん

こんばんは。カマタ君はどうなったかはわかりません。
隣の隣のクラスでしたが、慌て者のおっちょこちょいで有名でした。
きっと、成長してりっぱな父親になっている事でしょう。

都会の方、特に関東からの中高生が多く来てますね。
駅裏の東寺の境内では、朝タクシーがずらっ。
観光バスが到着して中から降りた中学生が、
こんどはタクシーに次々と乗り込んでました。自由行動です。

一方で、市バスでも修学旅行生がガイドブック片手にルートを確認していたり。
ある有名な食堂では、中学生の一団がドヤドヤと入ってきて一番人気のランチを注文。
外で、タクシーの運転手さんが食事が終わるのを待ってました。

機会があれば、いつでも京都をご案内しますよ。(笑)
2014/10/14(Tue) 09:16 | URL  | 風味 豊 #-[ 編集]
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