趣味の書道・京都・写真をつれづれなるままに
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2016年07月22日 (金) | 編集 |
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藤田マサヒロさんと妻のseoさんによる個展、「Green chan Project 2016」が、
7月30日まで滋賀県守山市の守山市民ホールで開かれている。入場無料。

グリーンちゃんは、奥さんのseoさんがデザインしたキャラクター。
それを藤田さんが立体化した。
グリーンちゃんは緑に興味をもち、あちこちでかけて行くという設定があり、
架空のストーリーを展開させている。

チラシには、グリーンちゃんと友達の熊さんのフィギュアを、
森や学校に置いて撮影した写真が掲載されている。
いわゆる現代アート作品だが、
大人も子どもも楽しめる作品展となっているようだ。



突然だが、私の思い出話におつきあいいただきたい。

奥さんのseoさんは私のかつての同僚である。
私など足下にも及ばない、すばらしいデザインの仕事をしていた。

もう10年以上も前になるだろうか。
当時、彼女は「MOE」という雑誌にイラストを投稿していた。
この雑誌はイラストレーターや絵本作家を目指す者たちの登竜門だ。
毎月、月代わりで一流イラストレーター、
たとえば黒田征太郎なんかが審査員を担当するシステムになっていた。
たぶん今もそうだろう。

彼女は年間4回も、その月の最優秀賞を獲得した。
独特の色彩感覚で、動物が主人公のレトロな雰囲気の四コマ漫画が多かったと記憶している。
「一目でseoさんだと分かる作品」と絶賛されていた。

そして「MOE」では優秀な投稿者の中から年間最優秀クリエーターを選ぶ制度があった。
彼女は当然ノミネートされたものの、
残念ながら年間最優秀クリエーターには選ばれなかった。

しかし、彼女のあまりに素晴らしい才能を惜しんだ「MOE」編集部が、
彼女のためだけに特別賞を設けて与えたのだ。
「編集部としてどうしても賞を与えたい人がいます」という理由だった。

東京の授賞式に喜んで出掛けた彼女を覚えている。
「パーティー会場で漫画家の萩尾望都や、やなせかたしがいた!」と、
笑顔で報告していたのを思い出す。

そのseoさんだが、昨年10月に亡くなった。
意識のなくなった枕元に友人達が集まり、彼女が大好きだった童謡、
「森のくまさん」をみんなで合唱してあげたそうだ。

その事実をご主人からの喪中ハガキで知った私は泣いた。

今回の個展は彼女の遺作展でもある。
改めて心からご冥福をお祈りしたい。
<展示鑑賞無料現代美術展-現代への視点2016Green chan Project 2016>
グリーンちゃんプロジェクト-藤田マサヒロ(キュレーション/制作)×seo(キャラクターデザイン)

会期:2016年7月16日– 2016年7月30日 10:00~17:30
   ※最終日は16:00まで※7月19日(火)、26日(火)は休館日

会場:守山市民ホール・展示室
連絡先: 守山市民ホール 077-583-2532【日時】平成28年7月16日(土)~30日(土)
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